お渡し会の抽選について

毎度のことですが、今回は特に酷かったんで、いろいろ書かせてもらいます。
結論から言うと、応募方法や注意事項に書かれていることだけを遵守して、公正かつ公平な抽選は行われてませんでした。
それはいくつかの事実から明らかなことです。
そもそも各所のイベント告知に食い違いが生じてる時点で終わってるんですけどね。


まず全体の応募数ですが、これはDVDの売上枚数からある程度は推測できます。

堀江由衣関連DVD 発売週売上枚数(オリコン)


CLIPS 1 8885枚
堀江由衣をめぐる冒険 9972枚
由衣がサンタに着がえたら 7334枚
yui horie CLIPS 2 5944枚

全体の売上のうち、アニメイトゲーマーズはどの程度の割合か、大まかな推測しか出来ませんが、それなりの占有率はあると思います。
ただ、確かな根拠があるわけじゃありませんが、多種多様な流通経路があることから、過半数はいってないと思われます。
さらに全額内金予約が条件なので、予約数からB賞(年賀状)の応募数を引いた数が、全体の応募数(A賞:お渡し会)となります。
B賞にハズレた人間がいることも確認済みなんで、少なくともB賞の応募数が1000通を超えていたことが分かります。
そのあたりを鑑みて計算していくと、そう大きくズレてない、全体の応募数が推測できるのです。
一方、当選者は各回100人ずつと明らかになっているので合計700人です。
ただし福岡と広島は、向こうの手違いで同一会場に複数枚当選した人がそれなりにいたんで、実質は延べ700人弱ってことになります。


話は脱線しますが、この手違いに対する対応もおかしなものでした。
複数枚当選した人に複数枚ポスターを渡してたのですが、方向性が完全に間違ってますね。
より謝罪すべきなのは、この手違いによってハズレた可能性がある落選者に対してなのに、そっちはまったくスルー。
手違いがあった事実を公表して、謝罪文を載せたりするのが筋なはずなのに、
それらをまったくしないで適当にお茶を濁してるあたり、応募者に対する誠実さに欠けると言わざるを得ません。


話を戻しますが、今回のお渡し会に15〜30枚ほど応募して全滅したという人が複数人(自分が確認してるだけでも6〜7人)存在しています。
これは明らかにおかしいです。
抽選に関しての注意事項は、応募用紙に「ご当選は各賞お一人様1枚までとさせて頂きます」と、
ゲマHPに「ご当選はお一人様1枚までとさせて頂きます」と書かれてただけです。
(ちなみに同義の一文は、他のイベント告知には一切ありませんでした)
この書き方だと、各会場1枚までなのか、全会場通じて1枚までなのか、どちらとも受け取れます。
結果として複数会場当選した人が何人もいたんで、これは各会場1枚までということだったのでしょう。
ここでまた計算の話になりますが、この規定だけを用いて無作為に公平な抽選をした場合、
各会場満遍なく20枚応募したと仮定すると、全滅する確率は1パーセントを遥かに下回る数字が弾き出されるのです。
にも関わらず、大量応募して全滅してる人が少なからずいるわけで、確率論的に有り得ない事象であると言えます。
となると、応募方法や注意事項に書かれていること以外の抽選基準が間違いなくあったという事実が浮かび上がってくるのです。
自分が疑ってる非公表の抽選基準はこれらです。

・地元優先説
・複数応募無効説
ブラックリスト

地元優先説はそのまんまの意味です。
実際のところ、地元の人が多かった気もしますが、他地区の人もそれなりに当選していたので、
いつかのほっちゃんサンタみたいに、あからさまな地元優先はなかったと思われます。
それもどこまでかは分かりませんが。


そしてこれが一番有力だと思っているのですが、複数応募無効説です。
1つの会場に何枚か以上応募すると全て無効にされていたのではないか?という疑惑です。
もちろん複数応募は全て無効になるという記述はどこにも有りませんでした。
もしホントにこれが事実だとしたら、お渡し会に参加したいという応募者の想いに対する重大な背信行為です。
1枚1枚のハガキにどれだけの想いが詰まっているのか理解していれば絶対に出来ないことです。
お渡し会に参加したいという気持ちが特に強い複数応募者からしてみれば、悪く言えば詐欺そのものです。
こういう規定を非公表で実施したら、どれだけ人の気持ちを踏みにじることになるのか、考えたことがあるんでしょうかね?


そして最後のブラックリスト説。
これはホントにやってるとは考えたくありませんが、こうなると疑わざるを得ない部分が残ります。
地元優先説にも言えることなのですが、これは個人情報の目的外使用にあたります。
スタチャHPに「ご応募いただきました情報は賞品の発送にのみ使用し、その他目的では一切使用しません」と、
応募用紙にも同義の一文がしっかり書いてあります。
個人情報保護法にはいろいろ問題点が有り過ぎなんですが、第三者によるチェックがしづらいというのもその1つです。
結局のところ、個人情報を取り扱う人間のモラルに頼る部分が大きいというのが実情です。
こう不適切な抽選があったという現実を見せられると、個人情報の取り扱いに関するモラルを疑わざるを得ませんね。


どちらにしても、上記の理由から、非公表の抽選基準があったことは疑いようのない事実です。
しかし問題なのは、主催者はそれを公表する義務がないということです。
結局のところ、主催者の基準と都合で全てが決められてしまい、応募者はそれに従うしかないのです。
それが公正かつ公平でないとしても。
そういう意味で我々は受動的な立場で、何もすることが出来ないのです。
出来ることといえば、応募者の立場をきちんと理解してくれてる企業かどうか判断することくらい。
だから、そういった考えがないと判断した企業がやることには、まともに付き合う必要性はありません。
所詮はその程度の会社だと思っておけばいいんです。


モッシュ&ダイブ禁止、ウルトラオレンジ禁止など、客のモラル低下に伴ない、主催者の対応も変わってきていますが、
主催者の方も、自分たちの立場と利益を守ることに固執しすぎて、客のことを蔑ろにしているんじゃないでしょうか?
お互いの信頼関係が崩れてきてるのと、時代の流れなんでしょうけど、とても悲しいことです。


とにかく、こういうことを非公表でやっても、気づく人間は気づくんだから、あまりナメないでもらいたいと言いたいですね。
こちらは元手がかかっているわけですし、向こうが決めたルールはあくまで会社の方針であって、法的に従う義務はないわけですから。
明らかに向こうがおかしいと感じたら、ハッキリNOと言うべきだと思います。
NOと言えないヲタクはただの家畜ですから。
企業としてはそういう人間の方が都合がいいんでしょうけど。


みなさんの意見をお待ちしています。